リサイクルショップなどを活用して、着物でお出かけするのが楽しくなってきた皆様!
着物の収納の悩みに直面していませんか?
やっぱり着物を保管するなら、高い桐たんす買わなきゃだめだよね・・・
でも、桐たんすは高価だし、そもそも置く場所ないじゃないか~~!!!
確かに、着物を保管するのは『桐たんす』が一番です。
ですが、お持ちの着物の枚数が20枚以下なら、桐たんすを用意しなくてもいいですよ。
私も収納スペースの狭いお部屋なので、着物の保管には苦労し続けています(笑)
そんな私が6年間で培った収納や保管に関するアイデアをシェア!
収納スペースの少ない1人暮らしの方にも見ていただきたい内容となっていますよ♪
【和服の保管ナビ】湿気とカビから大事な着物を守る収納方法!
着物や帯の保管は、ネットやYouTubeにはいろいろ情報であふれていて、何が正解なのかわかりませんよね。
シンプルに着物の保管で一番大切なこと…
それは『湿度』!!これ一択です。
湿気は着物の大敵なのよね。
湿気から着物を守る方法を挙げていきます。
これさえ気にして保管すれば、高確率でカビから大切な着物・帯を守れますよ♪
桐たんすをお持ちではない方は、「桐たんすの代用品4選」を先に見る!
桐たんすで保管がおすすめ、無ければ密封できるケースでよし!
まずは着物を保管するケースについて。
本当なら着物は桐たんすで保管するのが望ましいです。
・防湿性がある
・保温性がある
・防虫効果がある
・桐は変形/伸縮しにくい
桐たんすをお持ちではなければ、プラスチックのケースや袋タイプの保管道具でもOK!
いずれも、密封できるケースがオススメですよ!
▼カチッと締められたり…
▼ジップロックみたいに封ができたり…
湿気がケースに入るのを防ぎましょう♪
乾燥剤、除湿剤を駆使して、湿気から着物を守ろう!
桐たんすが防湿性が高いといえど、放っておくとたんすの中の湿度は高くなっていきます。
特に梅雨の時期は湿気がたんすの中にこもりがち…
そんなときに活躍するのが乾燥剤や除湿剤です!
おすすめの乾燥剤は『きものの友』!
▼小分けの袋になっているタイプ
▼シートタイプもあります。
桐の衣装ケースやプラスチックケースを持ってる方におすすめ!
湿気は下の方へ溜まるので1番底に敷きましょう。
私はいずれも一年に一度交換しています。
こんな湿気の状態を測るものも付いてます✨
保管ケース内の湿度が把握できて安心。
またスペースの関係でベッドの下に保管ケースを置いている方!
湿気は下にこもるので、本来ならベッドの下で保管するのは宜しくないんだけどね…
やむを得ずベッドの下に保管している方は、除湿剤をベッドの下に置いておきましょう。
日が経つと水が溜まってて驚きますよ〜(笑)
和紙は湿気対策に最適│大事な着物はたとう紙で包む!
保管する際、大事な着物は『たとう紙』で包んで保管するとGOOD👍!
着物や帯などを保管する際に包装する紙。
▼こんな紙の袋です
紙は湿気を吸ってくれます。その中でも和紙は吸水性が高い!
オススメは内側に薄い紙が重ねてあるたとう紙。
この薄紙がケースの中の湿気を吸ってくれて、大事な着物のカビ発生を防いでくれますよ♪
とは言っても、リサイクルショップで購入した着物には基本たとう紙がついていないです。
ネットで購入する場合は、たとう紙を付けてくれることが多いけどね!
わたしはリサイクルでお安く手に入れた着物はわざわざたとう紙に入れてないです。
金箔・銀箔がついた着物や、高価な着物など、カビが生えるとショックな場合はたとう紙に入れて保管しましょう。
ただ、全ての着物を特別扱いする必要はなし!
思い入れのある着物や高価な着物だけは、過保護に保管しましょう(笑)
金銭的にもスペース的にも合理的!
たとう紙もAmazonや楽天などで簡単に購入できます♪
ここで注意☢!!
クリーニングに出した後、型崩れ防止用に着物の袖などに入れてある紙は捨てておきましょう!
逆に湿気を着物に移してしまいますよ~~!
年に数回『虫干し』を!着物や帯を風に当ててすっきり生き返らせる
どう対策をしても、少しずつ着物は湿気を吸ってしまいます。
プラスチックケースなどで保管しているとなおさら!
着物が吸った湿気を飛ばすために『虫干し』を年に数回行うようにしましょう。
こう聞くと、
いやいや、着物何枚も干す場所ないし…、
何よりも、めんどくさ~~~~い!
わかるわかる…わたしも面倒くさがりなので(笑)
そんな方は、たんすを開けて扇風機の風を当てるだけでも大丈夫です。
晴れが続いた湿度の低い日で、10時から15時の間で行いましょう♪
2時間程たんすやケースの中に風を送って湿気を飛ばしていきます。
ケースの中の空気が循環して湿気が飛んでいきます。
風を当てると一気に湿度が下がりますよ♪
【番外編】ウール素材の着物は別で保管すること!むやみに防虫剤を入れない!
着物保管の際に、湿気とは別に気をつけること!
●ウールと正絹は一緒に保管しない!
ウールは虫の大好物の素材です、虫食いの可能性大!
ウールのセーターを思い浮かべて!
久しぶりに袖を通したら、ちっちゃい穴が空いてたことない??
一方で、基本的に絹は虫食いに合いにくい素材です。※可能性はゼロじゃないみたい。
ただ、皮脂や食べ物汚れが残っていると正絹でも食われちゃいます…
着物も同じなのね〜🥹
ウールに吸い寄せられた虫が正絹の着物に移らないように、ウール着物とそれ以外は分けて保管しましょう。
●むやみに防虫剤を入れない!
正絹は虫食いをそれほど気にしなくていいです。
なので、ウール以外の着物が入っているケースに防虫剤を入れなくてもオッケー。
防虫剤によっては、独特の化学的な匂いが着物についてしまうので、むやみに入れるのは避けましょう!
それでも虫食いが心配で防虫剤を入れる場合は、着物に直接触れないように置きましょう!
たとう紙の上などに置いて、直置きは避けるようにします!
ウール着物のケースは防虫剤を入れましょう。
こちらも着物に防虫剤を直置きするのはNG!
直に置くと変色の原因になりますよ!
桐たんすの代用品を紹介│リーズナブルに揃えられるアイテム4つ!
着物の保管といえば、桐のたんす!
でも桐たんすって高いし、スペースを取っちゃうんだよね…
そんな方に朗報なのが、「着物も帯も桐のたんす以外で保管しても大丈夫!」
しっかり防湿対策していたら、身近な収納ケースでもいいんだよ♪
そ資金面でも保管場所の面でもオススメな桐たんすの代用品を4つ紹介します。
きものの休息
着物や帯の保管のために販売されている収納パックです。
乾燥剤がついていて、こちらをパックの中に入れて使います。
この乾燥剤一度湿気を吸ったら終わりじゃなくて、直射日光を当てると復活!
何度も使いまわしできます。
乾燥剤を何度も買いなおす費用がかかりません♪
きものの休息1枚につき、着物・帯が三枚入ります。
三枚着物を入れた状態でも薄い!
収納スペースがない方でもクローゼットに入るサイズで助かる!
桐の衣装ケース
桐素材は着物保管には最適な素材です。
桐たんすだと何万もしますが、ミニマムな衣装ケースなら1万円以下で購入できます。
1段なので、ベッドの下やクローゼットの隅などに保管できるのでオススメ♪
プラスチックの衣装ケース
プラスチックケースだと費用がかなり抑えられます。
おすすめなのは、
- カチッとしめられる蓋のタイプ
- キャスターつきで動かしやすいケース
「プラスチックケースでも保管できるの?!」と不安な方もいらっしゃるのでは?
そう、できるんです!!!
よく袖を通す着物を入れるといいね。
頻繁に着る着物は湿気がこもりにくい。
着物の出し入れや、着物を着ることで風通しになるからです。
なので、私は頻繁に着る着物や、ポリエステルの着物をプラスチックケースで保管しています♪
ただ、桐たんすに比べると湿気がこもりやすいのは否めません・・・
除湿剤は絶対必須です!
また、乾燥した日に蓋を開けて、扇風機の風を当てて湿気を飛ばしておきましょう。
プラスチックケースに入れておいても、着物がカビたことは6年間で一度も無いですよ♪
不織布の保管ケース
不織布の保管ケースもおすすめ!
軽いので、持ち運びしやすいです。
一枚分けられる収納袋が付いていて丁寧に保管できるので、こちらがおすすめです♪
プラスチックケースと同じように湿気対策しっかりしましょう!
【20着以上もってるめいじが伝授】着物・帯の枚数別、収納アイテムの増やし方
お持ちの着物や帯の枚数によって、保管に必要な道具が変わってきます。
着物数枚しか持っていないのに、何段もある桐たんすを買う必要はないよ!
着物・帯の枚数が増えてきたら、追加で買いそろえていくイメージでOK!
予算と収納スペースに余裕がある方は、どーんと桐たんすを買うのがいちばん!
でも私のようにお金をかけられなかったり、収納スペースも十分に取れない人もいますよね。
そんな方は、着物が増えた時に保管アイテムを買い足していくといいですよ♪
持っている着物・帯 1枚~3枚の場合
『着物・帯・長襦袢』のように和装一式のみお持ちの方は、収納パックの『きものの休息』1枚でOK!
保管スペースを取らないのが、きものの休息の無敵なところ。
かさばらないので、一人暮らしの方にもおすすめです。
持っている着物・帯 4枚~10枚の場合
4枚~10枚であれば桐の衣装ケースで保管できます。
5,000円〜1万円でも購入できますよ。
桐の優秀な性能を比較的リーズナブルに手に入れられます♪
私の使っている桐の衣装ケースは、6枚程いれるのが最適!
入れられるものはケースに入れて、入り切らない数枚はきものの休息で保管するといいよ~!
持っている着物・帯 11枚~20枚の場合
桐のケースに入り切らない着物が6枚を越えると、きものの休息を3枚以上購入することになります…
それなら、お安く買えるプラスチックケースで保管するのがおすすめです!
衣替えなどで洋服を保管するような衣装ケースでOKだよ♪
プラスチックケースは乾燥剤を入れるのを忘れずに!
桐より湿気が溜まりやすいですよ〜😱
持っている着物・帯 21枚以上
やっと出てきました!桐たんす!!
逆に言うと、20枚以下なら桐たんすを買わなくても、なんとか収納できるのです。
しかも、必ず桐たんすで保管をしなくてもよいですよ。
きものの休息、桐の衣装ケース、プラスチックケースを駆使して収納すれば大丈夫♪
私はこんな感じで、桐たんすを買うのをぎりぎりまで粘ってました(笑)
着物を20枚以上持つようになってから、やっと買いましたよ~☆
まとめ|予算やスペースにあった収納方法を見つけてみて!
着物について、『保管・収納』のお悩みをお持ちの方は多いですよね。
着物を保管する際は、とにかく湿気に気をつけましょう!!
湿気は正絹着物の大敵です!!!
乾燥剤やたとう紙などを使用して、除湿をしながら保管するのが良いです。
また、どんなもので収納すればいいのか悩む・・・
無限の資金と保管スペースがあれば、問題ないのですが、そうはいきません…
資金もスペースも余裕がないなら、ご自身がお持ちの着物の枚数に合わせて保管アイテムを揃えるといいですよ。
- きものの休息
- 桐の衣装ケース
- プラスチックケース
- 不織布の着物ケース
などを駆使して、リーズナブル且つスペースをとらない保管を実現させましょう♪
着物は桐たんすに収納するのが一番です。
でも、今どき着物関連のいろんなアイテムやサービスがありますよ♪
こういった便利なものをどんどん活用して、保管に対する面倒くささや苦手意識を無くしていきましょう~✨
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